そんなM:i:IIIの劇場で

さてそんなM:i:IIIではあったが、こういう大作映画では普段あまり劇場に来ないお客さんも来るので、上映中ちょいとナニな行動を取られる方が多かったりするのである。オレは普段はマナー至上主義なのは如何なものかと思っているが、こと劇場内では鬼奉行と化して厳しい采配をするほうである。だって金払って観に行ってるんだもん。上映中のお喋りなどもってのほかだ!映画にもよるが静かなシーンでバリバリ菓子食うな!こういうのを見つけたら即効ダメ出しするほうである。ただ以前それでガキ泣かせたことがあったがな…。
ただ注意し辛い行動の人、というのも存在して、隣で映画の間中顔をポリポリ掻き毟る方がいて、あれは気になってしょうがなかったが、「顔掻くの止めてください」というのも変だしなあ、などと悩んだものである。あと屈伸運動してるヤツな。ずっと座ってるとそういうことしたくなるのも判るが、かといってずっとしていることないじゃないかお兄さん!という方もいらした…。一番困ったのは聾唖の方が前の席に座った時である。このお二人、映画の間中手話で会話していたのである。だから画面の下にはずっとひらひらと踊る手が見え隠れしていて、これも気になってしょうがなかったが、体の不自由な方だからなあ、と思うと…。
さてこのM:i:IIIでは、隣に座ったオバチャンが両腕の腋の下をずっと掻いていらしたのである。腕あげて。かわりばんこに。まあ、痒いんだろうなあ…でもなあ…。あとこの方ちょっとお口が臭っておりまして…欠伸するたび…ああ…。
それと二つ隣の席では携帯画面を光らせてたオッチャンもいたなあ。いまどき映画館でこんな人いるのかよ、と思ったが、取り合えず注意したら「うん。ああ。」とか言ってるんだよなあ。「うん。ああ。」て。で、またピカピカ光らせてんの。「おいコラ勘弁してくれ」とまた丁寧に言ってあげたら「ああ。うん。」だって…。思ったんだがきっと上映中携帯光らせちゃいかんことを知らないのだろうな。だから何文句言われているのか理解できていなかったのかも。今度来る時はそういうこと覚えて来られて下さい…。