夜の街が俺を呼ぶのさ

以前ここでも書いたが、会社のA君がフィリピン・パブに入り浸っているらしいのである。
いや、A君も立派な大人であるわけだし、風俗に出入りしようが何しようがいちいちオレの関知する事ではない。
ただ、彼の出入りしているフィリピン・パブというのが例の『パロパロ社長』のお馴染みの店であり、オレの会社に来ているフィリピン人労働者諸君の御用達の店でもあるので、彼がそこでどのような行動をしているのかが筒抜けなのである。
例えばA君はフィリピン・パブの二人の女の子を両天秤にかけていて、二人別々に「君だけだよ」などと言ってるとか、
女子たちに「ハイ、アーンして」とやってもらってるとか、
それは実は両手が口をはばかる理由で埋まっているからだとか、
その女の子たちにマメにメールしているとか、
この間は遂に延長をかけてしまったとか、
これらの話が、実は当の女の子の口からフィリピン人労働者諸君の耳に入り、それをオレが聞かされるのである。
さらに携帯で現場写真まで撮られ、オレはそれをこっそり見せられてたりするのである…。
先ほども書いたように、大人の男が夜の街でどのように遊んでいようとそれは構わない。
だがな、A君、その行動の詳細が職場全員にダダ漏れになっているというのは、ちとまずいんじゃないかと思うぞオレは…。
ちなみに料金は「30分3千円、延長1時間6千円」だそうです。(A君談。)