笑う日中友好

オレの会社は一応貿易関係の会社なので、海外通信などを兼ねて韓国の方や中国の方も社員ないし派遣社員として雇用されている。
その中に中国は大連出身のCさんという素敵な女性がいらっしゃるのだが、オレがタワケた話ばかりしてくるのでいつも呆れているのである。
「最初は『イッタイなんなのこのヒト?』って思っタヨ!」と流暢な日本語でCさん。
「こんな日本人見たことないだろ!」と図に乗ってオレ。
「ウン、フモさんみたいな変な日本人初めて見タヨ!」
「わはは!」と喜ぶオレ。
「デモもう慣れチャッタヨ!」とCさん。
「そうだ!オレは慣れれば楽しいヤツなのだ!」とオレ。
「そうネ!うふふ!」笑うCさん。
「だろだろ!わはは!」さらに笑うオレ。
こうしてオレの会社内で日中友好が成し遂げられたという訳である。
そう、オレのアホさは国籍を超え世界共通の事実として認識されたのだ。


(…駄目じゃん…。)