幻覚宇宙人 メトロン星人 トイザらス限定

リバティープラネットが贈る怪獣ソフビシリーズ。第3弾はメトロン星人です。未だコアなファンを持つというウルトラセブン。第8話「ねらわれた町」でダン隊員と卓袱台越しに胡座をかいて向き合った、あの名シーンを再現。今回も実相寺監督の監修によって当時のスタイルをパーフェクトに再現しました。
http://www.toysrus.co.jp/product/product_detail.aspx?ext=0&product_order=5&skn=005236&pin=000&top_id=001

メトロン星人である。ちゃぶ台の前で胡坐をかいて寛ぐメトロン星人である。(写真ではアパートが割れてメトロンUFOが飛び出しているミニチュアを置いています。)異星人にだって一服したい時はあるんである。ここはひとつ昭和っぽく煙草のゴールデンバットでも燻らせればいい雰囲気になるかもしれない。ただ問題はメトロン君には口が見当たらず、煙草を持つような構造の手などしていない言うことである。しかし特撮怪獣にそんな細かいことを言うのは野暮と言うものである。多分ね、頭部からみぞおち部分まで続く楕円形の模様、これは上唇だね。で、摂食の時はこれがビローンと開いて、胸の部分辺りに口があったりするんだよ。きっとそうだよ。そもそもこの模様の周りに生えている毛みたいなもの、これは鯨の歯みたいな役割をするんだね。空中を飛ぶ蝿や蚊をこれで絡めて体内に取り込むんだよ。だからメトロン君の主食は蝿や蚊ということになるね。で、手なんだけど、このギザギザはイソギンチャクみたいjな触手で、なんにでも絡みつくんだよ。便利だね。
それにしても海生生物のキメラのごとき秀逸なデザイン。今見ても素晴らしい。そして、星人の名に恥じない宇宙的な姿である。このソフビモデルではオリジナルと微妙にカラーリングが違っているが、このカラーリングがまた生物的な生々しい息吹を与えている。
ちゅう訳で胡坐メトロンはオレのPC机の前に降臨したばかりの異星の神のように厳かに鎮座しているのである。



『天井天下唯我独尊!!』