2年目突入*1

すっかり忘れていたが昨日でオレの日記が2周年を迎えていたのである。始めた当初はこんな風になるとは全く予想も付かなかったぐらいこの2年間でいろいろなことがあり、生活もオレ自身も大きく変わってしまった。やはり日記を通じて沢山の人に出会えたことが大きい。読んでくれる方は東北から九州まで様々な地方の方であり、本来なら知り合うことさえ出来なかった方たちだろう。


オレに限らず、また日記などを付けていなくとも、インターネットというのはこのように人の関係の仕方を大きく変えるものなのだろう。しかし物心付いた頃から当たり前のようにネットを使っている若い方ならいざ知らず、オレの様に30過ぎまで人付き合いが苦手で嫌いだったような人間にとってこの2年間というのはまさに「いや〜ん!何これぇ〜!すんごぉお〜〜いっ!」とでも呼びたくなるような日々だった。「人は自分のイメージできないものにはなれない」といつも思っていたが、今の自分というのは数年前には全く考えられなかったような生き方をしているように思えてならない。そして、あろうことか、オレは今結構幸福なのである。


ただ1年ぐらい前と比べてそれほど熱心には日記を書いてはいないんだよ。いろんな人と付き合えるようになって、今度は逆に現実的に人と付き合うことが楽しくなってきたからなのかもしれない。それと書き始めた頃に心に抱えていたルサンチマンじみたものが雲散霧消してしまったのが大きいと思う。悪態をつき哄笑し言いたいことを言っていたけれど、そんな恥晒しをしてさえオレという人間はある程度の人には受け入れてもらえた。だからね。だから、もう、いいんだと思う。なんだか腹に溜めている一物のようなものが無くなってしまったのだ。オレは昔ほど怒らなくなったし、昔みたいに気の滅入る事がなくなったよ。物事というのはこのように変わってゆき移ってゆくものなのだろう。ALL THINGS MUST PASS。


今まで読んでくれてありがとう。これからどういう風になるか判らないけれど、でも今はありがとう。正月あたりにも言っていたけれど、これからはどんどん適当に書きます。でもそんな日記でも良かったら、また読んでください。…ってか、なんだか知ったようなことを書いたが、明日からはまた下らないエントリばかりだからな!覚悟しておけ!