ニッポン無責任時代

昨日は会社のとても偉い人に誘われて飲みに行ったんであった。どうも将来を嘱望されているらしい。”なんちゃって社員”として気楽な稼業を謳歌したかったのだがそうもいかないらしい。
というかそのとても偉い人に「FUMOよ、近頃フィギュアはどうだ?」とか訊かれる。オレのフィギュア趣味は全社に轟きまくっており公然の事実なのである。しかしそれをとても偉い人に訊かれるオレもサラリーマンとしてどうかと。そして「これからは着せ替え人形がきますね!ブラ子キャワイイっすよ!」と嬉しそうに答えるオレは人として本当にどうなのか、と。
さらに「最近なんかいいことあるか」と訊かれたので「カノジョとラブラブっすよ」と答えておいたら「つまらん。お前が幸せそうなのはつまらん。お前のような奴は不幸になってしまえ」などと言ってくるから「あんたねえ、仮にも会社の頂点に立つ人なんだから訳の判んない事言ってんじゃないよ」と突っ込んであげる。偉い人をあんた呼ばわりし、あげくに「訳が判らない」などといちゃもん付けるのも本当にサラリーマンとしてどうかと。どうなんだ、と。
こうしてオレの”サラリーマン無責任時代”の日々は過ぎてゆくのである。