抜く

もう4日間酒抜いたのである。これはオレにしては尋常なことではないのである。夜毎の酒池に溺れる爛れきった生活を日課とするイヤーンなジジイのオレに、休肝日などというヌルイ言葉など存在しないのだ。体にイイ事なんかやってたまるものか。なんかこう、長生きしようと思ってる奴を見るとハラが立って来るんだよな。ビートたけしが以前、「人間一番気持ちがイイのは体に悪い事である」と言っていたが、その通りだな。そもそも酒というのは、飲まないか、とことん飲むか、どちらかしかない。中途半端が一番よくない。という訳で毎日愉快に楽しく成人病への黄色いレンガ道を転げ落ちていたオレであったが。
え、理由っすか?そりゃあ勿論、見目麗しいうら若き婦女子に「フモさん、毎日飲んでるんですか?ちょっと歳を考えて飲みすぎには気をつけてくださいね(はあと)*1」などと注意されたからである。こりゃあ注意しない訳にはいかないだろう。もう勘付かれているかもしれないが、オレ様は婦女子の言う事に滅法弱いのである。そうだよな、やっぱり体の事も考えなきゃな、健康第一だよ、などとそれまでと180度意見を変えることなど朝飯前という主体性の無い自分が、大好きだ。
といいつつ昨日は送別会で久々に飲んだが。

*1:今の”はあと”はオレの脳内翻訳であり、妄想というか幻覚というか事実誤認の可能性はあるにしても鉄板で無視。