バレンタイン最後の戦い

そういえば14日はバレンタインデーであったか。あの日は15時間労働の果てにボロ雑巾のように(しかも臭い)なってアパートに帰ったんだった。パソコンつけて*1MSNメッセンジャー起動したら、ネットの知り合いな女性がオンラインだったみたいで、オレに気付くと「Happy Valentine」と言ってくれた。そん時さ、何となく和んだんだよ。この日1日中最前線でライフル抱えて塹壕這いずり回ってたような気分だったんでさ。
「バレンタインデーに本命チョコ渡すなんて今時高校生でもやらない」とか言ってた人がいたけど、こういう人って「早くもないのにおはようなんていうのは無意味」とか言いたがるような人なんだろうなあ。そもそもそんな事誰でも知ってるよ。バレンタインデーなんてあったってなくたっていいけど、うまく潤滑油として使えるなら、どんな理屈でも理由でも使えばいいじゃねエの。虚礼かもしれないけど、そもそも日常なんて虚礼でなんとかつっかえ棒して成り立ってるんだろ。クリスマスといっしょだよ。終わったらまたしらっとした日常が待ってるだけなんだから。
…以上前フリ。
そんでな。結局、おぢさん、当日はなかったが、昨日、あの、頂けまして。(誇示)で、「これは義理じゃなくて本命と言う事でいいんだなどうだどうだどうなんだ」と詰め寄ったら「あ、それはどちらにとって貰っても…」と答えられた。おおおおう!「そうか…んじゃ本命だ!言っとくけどオレの愛は解体車の鉄球のように重く、三日越しの悪夢のように簡単に逃げられないからな!そこン所ヨロシク!ラブ!」と彼女の耳元で優しく囁いてあげたのである。…何しろ電話だったし。彼女、以前「クリスマス争奪なんちゃら」の時ただ一人まともに受け答えてしまった子なんであった…。おいXXXX!ガードが甘いぞ!ってか別にオレにはガードしなくていいぞ!そこんとこヨロシク!
ところでもう一名、オレにチョコの一つも持ってこなければまずいだろ、最低の礼儀だろ、という小娘がいたので、「チョコはどうした?」とメールする。
…で、さっき返事が来る。「チョコといえばガーナ。」…そんだけかい!!
ところで、ふと気になったが、オレのやってることは、バレンタインデーでもなんでもなく、単なるカツアゲなような気がしてきたが、それは多分気のせいだろう。

*1:以前も言ったが、パソコンは「立ち上げる」じゃなく「つける」で十分だと思う。なんか、物々しくてさ。