朝から

早起きして洗濯しつつ缶ビール3個飲む。廃人まっしぐら。
実の所、夜飲む酒と朝飲む酒は酔い方が違うんである。これはアルコールの作用が昼間働いている交感神経と夜働く副交感神経とでそれぞれ違うからである。一般的に言うと交感神経に作用すると興奮を生み、副交感神経に作用すると沈静してまったりするといわれている。ドラッグで言うと夜飲む酒はコカイン・覚醒剤などアッパー系であり、朝飲む酒は大麻・ヘロインなどダウナー系である。
またこれはウィスキーやスピリッツなどの蒸留酒と、ビールやワイン、日本酒などの発酵酒とでも酔い方が違う。どちらかというと蒸留酒はアッパーだし、発酵酒はダウナーだ。これは酒の主成分であるエチルアルコールの純度(アルコール度数という事ではなく)によるものだと思う。発酵酒はエチルアルコールと水のほかに自然の夾雑物が多い為、酔いの進行が複雑でゆるやかなのだ。
よく「(複数の種類の酒を飲む)チャンポンは危険」と言われるのは、酔いの進行が違う複数のアルコールを摂取すると、予測不可能な酔い方をしてしまう、ということなのだ。というわけではないが、オレは基本的にビールしか飲まない。
ところでこの昼と夜、交感神経と副交感神経の作用時の酩酊の違い、というのはセックスにもあてはまり、酒の酔い方が違うようにセックスの快感の度合いも朝と夜では違うんである。これも酒の例で書いたように夜は興奮を生み朝はまったりするのだ。
…などという話を、以前会社の女子社員に話したら、「あ〜そうなんだ!あたし(セックス)朝するほうが好きなのよ〜」とか言われてドキドキハアハアした覚えがあるな…。これがまたグラマーな人妻で…。