ハッピーバースデー

今日は会社のY女史の誕生日だったので、仕事中に電話を掛ける。以前は事務所一緒だったんですが、オレの異動で今は事務所別なんですよ。
今忙しいかい?と訊いたら大丈夫よ、と明るい声が返ってきたので、オレは電話でハッピーバースデートゥーユー♪、とお誕生日の歌をワンコーラス歌ってあげた。オレはこういうアホを平気で出来る男なのである。しかも事務所の電話でね!バカに怖いものはない。Y女史はずっとクスクス笑ってたけど、喜んでくれたみたい。「ありがとうございます」「という訳で今日はおぢさんが何でも好きなもんご馳走しちゃる。どーよどーよ」「ゴメンなさい今日はダメ!」「彼氏か!」「ヒミツ!」オヂサンもそのぐらいのことは心得ている。「幾つになったの?」「22!」「嘘付け!」でもどっちにしろ20代だ。若いよなー。
そのY女史、ひとしきり笑った後、「FUMOさんにプレゼント贈ったんだよ」と言っている。「FUMOさんもこの間誕生日だったでしょ。伊豆に遊びに行った時のお土産だけど、社内便に入れといたから見てね」とか。事務所の間での書類のやりとりをする時のランナー便があるんだが、それに入れてくれたらしい。
で、社内便をチェックするとY女史からの封筒が。おくらばせながらのプレゼント。なんだか嬉しい。中を開けると贈り物と彼女のメモ書きがあった。
「誕生日おめでとうございました」。…これって過去形だとなんか微妙な言葉だな…。日本語あってるのだろうか…。彼女、留学が長かったせいか?
でも、まあいいや。あ!Y女史にお返しにプレゼント買わなきゃ。ワッキーありがとね。
あとワッキー、君の字は相変わらずシュールかつアブストラクトだったよ…。