アッパー系とダウナー系

以前とある有名宅急便屋の運転手が相次いで覚醒剤使用で捕まって話題になったことがあったが、その時の反応って「覚醒剤なんてとんでもない!」というよりも「あの運送屋じゃあクスリぐらいやらなきゃ持たねえだろうなあ…」ってものだった。ちょうどバブルの頃だったかな。コカインやって24時間勤務しちゃってるコンビニ店長とかさ。日本人は真面目だからこういうアッパー系のドラッグ好きみたいだな。
人間にもアッパー系(覚醒剤、コカイン)とダウナー系(マリファナ、ヘロイン)ってあるよね。例外的に“もうめちゃくちゃ”といった状態のアシッド系(LSD)とかね。あとアッパーとダウナーの混ざったコークスクリュー系とか。
オレは人と会ったら取り合えずアッパー系かダウナー系かを判断するね。アッパー系をノルアドレナリン系、ダウナー系をエンドルフィン系としてみる訳です。判断してなんになるかと言うと、ええ、何にもなりません。ただ、その人間の様子を見ながら、「今日もイッパツキメてんなあ」「ポンプアップしてきたばかりかこいつ」「クスリたんないんじゃないんの」など、心の中で突っ込んでます。それに何の意味があるかと言うと、ええ、何もありません。
オレ自身は多分アシッド系の男…なのか?