ホモンクルス(1)〜(3)/山本英夫 小学館コミックス

なんだか訳有りな新宿のホームレスである主人公・名越が、奇妙な医大生・伊藤から金と引き換えに特殊な手術の実験台になってくれと頼まれる。手術の名はトレパネーション。頭蓋骨の額部分に部分に小さな穴を開ける手術だが、これにより、超常能力の獲得が可能なのではないか、と医大生伊藤は期待している。金欲しさに実験にOKする名越だが、実験後、彼は妙な光景を見始める…。
というストーリーなんだが、怪しげな序盤からは期待を持たせられたが、怪異が起り始めてからが少し説明的過ぎないか?と思う。しかしこの説明過多も、実はこれからの物語展開の布石なのかもしれない。ただし、医大生伊藤のキャラは変過ぎ。あれじゃ荒木比呂彦の漫画だよ!!