ギブスン小説について

ところでウィリアム・ギブスンの小説って、物語の骨組みにパターンがあるのを発見しました。
1.非凡だが一般的には理解し難い特殊なスキルを持ったヒーロー/ヒロイン。
2.彼/彼女は、強力である意味超法規的・超国家的な経済力と情報網を持つパトロンから、その特殊なスキルで探し物を頼まれる。
3.探し物とは、この世界の表層には決して姿を現したことのない『超テクノロジー的な聖杯』である。
4.彼/彼女は、アンダーグラウンドテクノロジーとそこに徘徊する人たちの手を借りて、その“聖杯”を探す事になる。
どうです?どの作品にも共通しませんか?
ウィリアム・ギブスンブルース・スターリングと並んでオレの一番好きなSF作家ですね。いまだにサイバーパンクって言葉、使っちゃうし、カッコいいと思ってるもんな。
それにしても「SF好き」を名乗っていたにも拘らず、はてなで初めてSF小説のレビューしたな。