セクハラな日々

会社のK女史が何か本を貸してくれというので、コニー・ウィリスの「航路」を持ってくる。去年読んだ本では1番面白かった本だ。ハードカバー上下2冊なので結構なボリューム。そうしたらやはり会社のM女史が、貸していた手塚治虫の短編集6冊を読み終わったと言って持ってきたので、ついでにこれもK女史に貸すことにする。6時過ぎ、仕事の終わったK女史の帰る場面に出くわしたら、本の詰まった紙袋2つを下げていた。「重いだろ、まさかいっしょに持って帰るとは思わなかったぞ」と声を掛けたら、肩から提げた鞄を指して「鞄の中はこの間借りた攻殻機動隊入ってるんですよーもうF…さん(オレのこと)のものだらけですよー」と言ってニッコリ笑う。少し可愛かったので、オレが「その内お前の部屋をオレの物だらけにして、『めんどくさいから一緒に住もうか』と言う計画だ」と言ってあげたら、
本当に嫌な顔をして逃げるように帰っていった。
…オレ、修行が足りんなあ…。