山原バンバン 大城ゆか著 ボーダーインク社

沖縄ローカルでのみ流通していたというコミック雑誌コミックおきなわ」で連載を持っていた大城ゆかさんという人の書き下ろし沖縄漫画である。一人の女子高生を主人公に、彼女の家族や友人たちの日常が可愛い画で描かれる。やはりここでもキーワードは「家族」であり「日常」である。そしてこの漫画も、一般的なイメージとしての「沖縄」をあまり意識させることの無い作風なのだ。いや、沖縄方言はガンガン出てくるからそれは意識させられるけどね。読んでいると実に伸び伸びした雰囲気を味わえる。やばい。沖縄人は最強かもしれない。
(漫画貸してくれた「う」さんありがとう)