「王の帰還」作品賞、監督賞など11冠 アカデミー賞

http://www.cnn.co.jp/showbiz/CNN200403010010.html
ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」は初日、初回に見ました。新宿ミラノ座で10時30分の回を8時から並びました。8時に行ったけどもう50人ぐらい並んでたなあ。ワタシは非常に感動・興奮してみさせていただきました。3時間20分はあっという間でしたよ。原作を読んでるオレでもクライマックスは泣けましたねぇ。
で、その感動を報告してあげた会社の「お」クン、平日なのにもかかわらず会社帰り早速見に行っちゃいました。感想は…ダメだったって。「泣かせよう泣かせようとして白ける!」「ラスト(というかエピローグみたいな部分)が長い!あそこはいらない!」とのこと。う〜ん、判らないでもない。彼は、バランスが悪い、って言いたかったんだと思う。でも原作をなるべく忠実に映像化しようとするとああならざるを得なかったって気もする。
この映画はSTAR WARSやMATRIXなんかの3部作と違い、有名で長大で数多くのファンを持っている原作ありきの立場から作られてるから、原作のどこを使ってどこを落とすかの取捨選択って大変だったと思うし、完成した映画を観て、その取捨選択は間違ってはいないと思ったけどな。丁度映画制作が決まった頃に原作読んだもんだから、どのシーンが映像化されてどのシーンが削られるか、のヤマ張って読んだんですが、結構当たってましたよ。映画版の「旅の仲間」が原作の「二つの塔」の冒頭の部分まで映像化して一区切りするだろう、というのも予想できたし。
ところでこの文章から薄々感じてる方もいらっしゃると思いますが、ワタシはこの映画に関しては二言目には「原作全巻読破したオレとしては」という「原作読破自慢」を枕詞につけて評論したがる実に嫌らしい男です。すいません。「旅の仲間」も「二つの塔」も4枚組スペシャル・エディションのDVDで持ってます。すいません。おまけにあんまりロードオブザリングロードオブザリング騒ぐもんだから会社の婦女子に「リンガー」とあだ名をつけられてしまいました。これは日本語で言うと「指輪馬鹿」といった意味でしょうか。でももうこうなったらとことんロードオブザリングを極めて「指輪馬鹿一代」と名付けられるまでになりたいと思ってます。(思ってねーっつーの)
…だがしかし!実は指輪戦争はまだ終わってない!本当の終わりはいつ出るのかまだ判らないけど必ず出るであろう「王の帰還」特別版DVD(しかも劇場公開版よりさらに1時間以上長い、という予感&願望)で決着が付けられるはずだ!!(ああ早く出ないかなあ)

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