ニコタマの夜は水パイプで更けてゆく!/怪しいはてダ隊恒例:第1回・チキチキ!モロッコ料理だ!カバブだ!クスクスだ!

というわけで「世界の料理と怪しい店を征服しまくろう!」というコンセプトの元に月1回ぐらいで開催されている《怪しいはてダ隊》、今回のターゲットはモロッコ料理である。モロッコといえば北アフリカの国であり、マレーネ・ディートリッヒの映画「モロッコ」であり、ハンフリー・ボガードの「カサブランカ」の舞台となった国なのである。あとカルーセル麻紀が(自主規制)。
今回行ったモロッコ料理の店は二子玉川にある『ル マグレブ』 。「マグレブ」とはアルジェリアチュニジアモリタニア、リビアの5カ国を総称したマグレブ諸国からとられたものであるらしい。また”陽の沈む国”という意味もあるのだという。ま、そんなことは抜きにして、はてダ隊メンバーは単に「カバブだろ!?羊だろ!羊食いたいんだよッ!で、あとクスクスってナニ?」という単純な理由からモロッコ料理が決まったのであった。

さてお店に入るとどことなくアラビア〜ンな内装が雰囲気満点、「おおモロッコだ!」と訳もわからず盛り上がるはてダ隊メンバー。そしてモロッコビール「カサブランカ」でとりあえず乾杯だ!

その後「モロッコサラダ3種類の盛り合わせ」「ブレワット(モロッコ春巻き)」「白身魚のクスクス」「カバブ盛り合わせ チキン・コフタ(牛ひき肉)・ラム」などを注文、気分はすっかりモロッコになっていったのであった。しかしこの日お目当てだった「ラムの生ハム」が無かったのが実に残念!


今回初めてクスクスというものを食した。顆粒状のパスタ、ということだが、一般的なパスタ同様デュラム小麦で作られており、米粒よりもうひとまわり小さな粒で、微妙にプリプリした食感であった。今回注文した「白身魚のクスクス」はトマト風味リゾットのような料理であったが、食感の違いがやはり面白かったな。

食後はモロッコミントティー。銀色のポットから注ぐミントティーは、思っていたよりも甘いお茶で、そういえば暑い国の茶は甘いというよなあ、などとみんなで話していた。しかしこれはこれでなかなか美味いものであった。

そして!今回のモロッコ料理で最終兵器として狙っていた「水パイプ」の登場である!水パイプは、「上部の陶器またはブライヤー製の筒の中に、パイプ用のタバコの葉を詰め下部のビンの中に水を入れて、そこを通してタバコの煙を喫う*1」ものであるが、この吸引口から何人かで煙を回し飲みし、雑談でもしながら2時間でも3時間でも吸っているのが基本だという。この日のメンバーではドラドラさんが煙草を吸わない方であったが、結局全員でチャレンジした。

しかしこの水パイプ…ヤヴァイっす…。水を通った分まろやかかつニコチン薄めになり、さらに温度の低くなった煙を吸っているとまったり、というか「むぁっっとぅぁりぃ〜…………」という状態になってしまうんである。中心に水パイプという世界があり、それと自分との対話のようになってしまうんである。紙巻タバコを吸うのとは全く次元の違う喫煙体験である。この水パイプで怪しいクサなんかやった日にゃあ、世界なんてどうでもよくなっちゃうのが判るような気がしたぐらいである。
それにしても、この日来られていた灸洞さんは、中東中心にバックパッカーで回っていたことがある方なんだが、この灸洞さんの水パイプ飲む姿がこれまたヤヴァイぐらいキマッていて…。皆さんにお見せできないのが残念である。あとぱせよさんも、水パイプ吸ってる姿は妙に妖艶でヤヴァかったなあ…。

お店を出ると近所で盆踊り大会が開催されていた。モロッコ料理とミントティーと水パイプでエキゾチックな夢幻の世界に行っていた我々はてダ隊は、今度は純日本的夢幻世界へとまたまた彷徨って行ったのであった…。


■モロッコ料理 『ル マグレブ
〒158-0094 東京都世田谷区玉川3-10-11-1F
Tel:03-3709-2664
ぐるなび http://r.gnavi.co.jp/a416900/
HP http://www.lemaghreb.jp/
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