2004-07-01から1ヶ月間の記事一覧
こちらはファッションブランドGuess?の10年間のコマーシャルフォトを集大成したもの。カメラマンはエレン・フォン・アンワース他。Guess?というブランドに興味が無くとも美しい写真を楽しむことが出来ます。もともとがカジュアルなブランドなので、モデルも…
イギリスのファッション雑誌I-Dの20年間の軌跡、そしてファッション史を写真で綴ったもの。ああでもこれは失敗だったかな。購読者層が多分ティーンなんだろうなあ、写真のノリが日本の青年向けファッション雑誌レベルなの。アーティスティックな写真は期待で…
上記と同じ作者による、ナオミ・キャンベル、シンディ・クロフォードら10人のスーパーモデルの10枚ずつの写真集。10枚だけですがモデル達の様々な表情が美しい。
「Invasion」はファッション・フォトグラフですが、わざわざSFチックなシチュエーションを作って撮影されているのがユニーク。 「FROM THE SKIES」ではミラ・ジョボビッチがモデルとなり、空を指差して「UFOよ!UFOが来たわ!」といわんばかりの表情…
今TVでトリビア見てたらオレの地元の稚内が出てた。稚内。日本の一番北です。オレはここの生まれです。 なんでも「竜神沼」という底無し沼があるとか。ネーミングも凄いな。「ホントかいな」と思いネット漁ってたら地元の写真満載のHPを見つけてしまいま…
ラブクラフトが日本に生まれ、H・R・ギーガーのセンスで漫画を描いたら。それが花輪 和一である。 花輪 和一の漫画は中世日本を舞台にした幻想怪奇譚が主であり、題材として人間と異形との遭遇、ないし異形への変容、融合が描かれるが、底流には人間の怨念…
昨日は知り合いの女の子の話だったが、今日は自分にこれまであった奇妙な話を。 不思議な光の話 夜、寝ていたんですけどね。 寝入って随分経ったであろう頃。…「バチバチバチッ!」という電気音がして、目が覚めたんです。 「なんだ今の音?漏電か?」とか思…
うわあ、なんだか気まぐれに大幅リニューアルしちゃったよ。「Subdued」とか言うテーマです。も微妙に変えたので興味のある方はどうぞ。
「ねえ…。…。」 「?」 「怖い話していい?」 「…えっ。ヤダよ。と言うか今の間の空け方ですぐ判ったぞ。なんか凄い嫌〜な間の空け方だったぞ。」 「じゃあいいや。」 「…どんな話?…お化けとか出る?」 「出ない。でも気持ち悪いの。」 「む…。聞かせなさい…
この作家についても、たまたまネットで見つけてお気に入りだったのだが、詳しいことはあまり知らなかった。HPが充実してます。http://www.davidlachapelle.com/ (この中では映画「タクシードライバー」を再現した連作が好きだっ) この人の写真は賑やかで…
もっとゲイ・テイスト満開かと思ったら、意外とハート・ウォーミングな写真集であった。人の顔が皆優しく美しい。まさしくスナップ・ショットといった感じの気安さ、和み感。なんだろう、「古き良きアメリカ」のテイストがその底流にあるんだろうか。その中…
コントラストの強いソリッドな陰影。シンメトリカルで様式的な構図。メールヌードには最初抵抗があったが、エロスという意味では男性も女性も同等である、と考えるならその美しさを受け入れられる。どんなに静的な写真でも、この人の作品からは強い激情を感…
ファッションデザイナー、ラフ・シモンズと、現代美術のキュレーター、フランチェスコ・ボナミがコラボレーションしてフィレンツェで開いた展覧会「THE FOURTH SEX」のカタログ。タイトルの「第4の性」は男性、女性、ホモセクシャルに対して「青少年の時期」…
新しくカテゴリ[PHOTO]を追加しました。もっぱら写真集を取り上げたいと思ってます。写真については門外漢で、説明の足りない部分もあるかと思いますが。
キッチンタイマーが欲しかったのと、コーヒードリッパーを買い換えたかったので、庶民の味方イトーヨーカドーの家庭用品コーナーでつましく商品棚を眺めていたオレを呼ぶものがあった。それは包丁。ヘンケルスの包丁である。 ヘンケルス。世界に名だたる刃物…
ところでウィリアム・ギブスンの小説って、物語の骨組みにパターンがあるのを発見しました。 1.非凡だが一般的には理解し難い特殊なスキルを持ったヒーロー/ヒロイン。 2.彼/彼女は、強力である意味超法規的・超国家的な経済力と情報網を持つパトロン…
ウィリアム・ギブスンの『電脳空間3部作』『廃虚空間3部作』に次ぐ第7長編、『パターン・レコグニション』です。最初に言っちゃうと、これは、ギブスン久々の傑作じゃないでしょうか。 この作品でギブスンはこれまでの小説作法を以下の点で変更しています…
日曜日。家族へのお別れの挨拶もそこそこに朝7時半のバスに飛び乗る。本当に今回は飛び乗ってばかりいる。10時頃函館駅へ到着、そこからまたバスで函館空港へ。東京への飛行機の出発は12時半。会社のあいつやあいつの顔を思い浮かべながらお土産を買う…
一通り終わり、妹夫婦と近所の露天風呂に行くことにする。今回、妹の旦那と初めて三言以上会話をする。とても無口な男なのだ。ずっとオレ等家族の運転手役をやってくれていた。露天風呂は気持ちがよかった。「北海道は掘れば結構何処でも温泉って出るんです…
翌日土曜日は告別式と納骨。いろんな人と会う。オレが子供の頃にナニのソレのオジサンだのオバサンだの。何しろ今回は全て未経験のことを一通りやらなきゃいけないので、いろいろ勉強になる。此処の田舎の風習なのか、告別式では壇上に向かって10円玉を投…
喪主のいる家へと到着する。此処の家族とは本当に30年ぶりぐらいだ。子供の頃しか知らない2人の従姉弟の顔を見てもそれと判らない。叔母、叔父夫婦とも20年ぶりぐらい。そして5年ぶりに会う妹。「何道に迷ってんるんだよ」からかわれながら、皆で久々…
(前回までのあらすじ)そうやって2時間あまり。午後9時近く。バスに揺られていたオレが最後に辿り着いたのは、街路灯一つ無く、まばらな民家にさえ家の灯りが点いてない、真っ暗な山の中のバス・ターミナルなんであった。そして、そこで、この鈍い男はや…
『北海道に行っていた』完結編である。なんか終わらせ無いと気持ち悪いんで終わらせることにする。