つれづれゲーム日記:『アサシン クリード オデッセイ』の巻

■アサシン クリード オデッセイ (PS4/Xbox One/Nintendo Switch/PC) ◆オレとアサクリシリーズ ゲーム『アサシン クリード』(以下「アサクリ」)シリーズの事は2007年に第1作目が発売された時から気になっていたのである。このシリーズはアサシン教団の暗殺…

大人になるということ、家族であるということ。/映画『シャザム!』

■シャザム! (監督: デヴィッド・F・サンドバーグ 2019年アメリカ映画) ■DCヒーロー『シャザム!』見参! アメコミヒーロー映画『シャザム!』、実は最初あまり観る気がしなかった。 オチャラケ気味の予告編があまりにも軽い。軽い。「子供が大人の体のヒ…

熊男デイヴ・バウティスタが大いに暴れまわる”ダイ・ハード”ムービー『ファイナル・スコア』!!

■ファイナル・スコア (監督:スコット・マン 2018年イギリス映画) ■オレとデイヴ・バウティスタ 最近デイヴ・バウティスタのことが気になって仕方がない。 最初「誰だこいつ」と思ったのは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のドラックス役だった。全…

世界の危機はジェラルド・バトラーにまかしとけ!?/映画『ハンターキラー 潜航せよ』

■ハンターキラー 潜航せよ (監督:ドノバン・マーシュ 2018年アメリカ映画) 潜水艦攻撃事件に端を発する米ソ軍隊の睨み合い!迫りくる第3次世界大戦の危機!このまま人類は戦乱の炎に焼き尽くされるのか!?この事態を収めることのできる者はいないのか!…

文化大革命と中越戦争の狭間の青春/映画『芳華 Youth』

■芳華 Youth (監督:フォン・シャオガン 2017年中国映画) ■”文芸工作団”たちの青春 中国映画『芳華 Youth』は、1970年代の激動の中国を舞台に、歌や踊りで兵士たちを慰問する文芸工作団(文工団)と呼ばれる部隊に所属した男女の青春を描く物語だ。監督は…

橋本治の『いつまでも若いと思うなよ』を読んでオレも老人になることについて考えた

■いつもまでも若いと思うなよ/橋本治 若さにしがみつき、老いはいつも他人事。どうして日本人は年を取るのが下手になったのだろうか――。バブル時の借金にあえぎ、過労で倒れて入院、数万人に 一人の難病患者となった作家が、自らの「貧・病・老」を赤裸々に…

ヴァーチャル世界を描く旧西ドイツのSF映画作品『あやつり糸の世界』

■あやつり糸の世界 (監督:ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー 1973年西ドイツ映画) ■『あやつり糸の世界』 「1973年旧西ドイツ製作、『マトリックス』や『インセプション』に先駆けたヴァーチャル多層世界を描くSF映画」という触れ込みの作品『あやつ…

粛清!粛清!また粛清!/映画『スターリンの葬送狂騒曲』

■スターリンの葬送狂騒曲 (監督アーマンド・イアヌッチ 2017年イギリス・フランス映画) いやー【粛清】、コワイ言葉っすよねー。専制的な独裁国家がたてつく連中を芝刈り機で芝刈り取るみたいに右から左へ大量に逮捕!監禁!暴行!殺戮!しちゃうってェん…

4月1日、ペット・ショップ・ボーイズ武道館公演。

このあいだの4月1日はエレクトロ・ポップ・デュオ、ペット・ショップ・ボーイズ(PSB)の武道館公演を観に行った。会社帰りに行くのもかったるかったので、この日は有給を取り、余裕を持って臨むことにした。 実はオレはPSBデビュー時からのファンである。最…

つれづれゲーム日記:『ヴィクター・ヴラン オーバーキルエディション』の巻

■ヴィクター・ヴラン オーバーキルエディション (PS4/Nintendo Switch) 「ハクスラがしてえな」オレは煙草の煙を天井に向けて吐き出しながら、ハードボイルドにそう呟いたのである。 ハクスラ。それはオニオンスライスをオニスラと呼ぶようにハクサイをスラ…

ゴミ溜めに生きるクズどもに花束を/映画『ローライフ』

■ローライフ (監督:ライアン・プロウズ 2017年アメリカ映画) 貧困と犯罪がパンツの染みみたいにこびりついたアメリカ/メキシコ国境の街を舞台に、そこで生きる最底辺の連中が関わることになったある犯罪事件の顛末を描いたのがこの『ローライフ』である。…

スタローン主演アクション『大脱出2』は荒唐無稽な謎映画だったッ?!

■大脱出2 (監督:スティーヴン・C・ミラー 2018年中国/アメリカ映画) たまに「乱暴な映画」が観たくなるのである。これは「登場人物皆乱暴の限りを尽くすバイオレンス映画」であると同時に、「とりあえず勢いだけで作られた作りが乱暴な映画」のことでも…

三世代にわたる女たちの運命/『精霊たちの家』イサベル・アジェンデ

■精霊たちの家/イサベル・アジェンデ クラーラは、不思議な予知能力をもっていた。ある日、緑の髪をたなびかせ人魚のように美しい姉のローサが毒殺され、その屍が密かに解剖されるのを目の当たりにし、以来九年間口を閉ざしてしまう。精霊たちが見守る館で…

オレと睡眠

unsplash-logo Sophie Elvis ◆オレの睡眠について書くのだ 健康診断の設問で「睡眠はよく取れているか?」なんて項目があるが、オレはまあどちらかというと、割と睡眠は取れているほうではある。最近は午前零時までには寝るようにしている。まあその前に酔っ…

ジャスティス・リーグ 地獄篇/『バットマン/ダークナイト:マスター・レイス』

■バットマン/ダークナイト:マスター・レイス (フランク・ミラー、ブライアン・アザレロ、アンディ・キューバート) 1986年、『ダークナイト・リターンズ』は、アメリカンコミックに後戻りができないほどの衝撃を与えた。2001年、『ダークナイト・ストライ…

アフロは正義。/映画『ブラック・クランズマン』

■ブラック・クランズマン (監督:スパイク・リー 2018年アメリカ映画) 潜入捜査のため白人による人種差別主義者団体「KKK(クー・クラックス・クラン)」に入団したのは黒人警官だった!?という映画『ブラック・クランズマン』です。しかもこの作品、実話…

詠春拳を封印した男の新たなる戦い/映画『イップ・マン外伝 マスターZ』

■イップ・マン外伝 マスターZ (監督:ウエン・ウービン 2018年香港、中国映画) いわゆる”カンフー映画”についてはまるで暗いのだが、このジャンルを愛しているファンには少々嫉妬心めいたものがある。 子供の頃リアルタイムでブルース・リー体験をしたオレ…

リー・ペリーの『The Complete UK Upsetter Singles Collection』、 Volume 1~4をコンプリート!

■まだまだ続くリー・ペリー・フィーバー! いやあ、オレにとって去年はホンット、レゲエ尽くし、リー・ペリー尽くしの年であった。じゃあ今年は?というとだな、なんとまだまだ「レゲエ尽くしリー・ペリー尽くし」が続行中なのだよ! 昨年のオレの「リー・ペリ…

つれづれゲーム日記:『Vikings:Wolves of Midgard』の巻

■Vikings:Wolves of Midgard (PS4/Xbox One/PC/Mac) ゲーム『Vikings:Wolves of Midgard』である。なにしろバイキングが主人公でありそしてミッドガルドの狼だというではないか。ミッドガルドというのは北欧神話における「人間の住む地」ということであ…

【ネタバレあり】善悪という二元論的な観念への揺さぶり/映画『キャプテン・マーベル』

■キャプテン・マーベル (監督:アンナ・ボーデン & ライアン・フレック 2019年アメリカ映画) ■要注意:今回は【ネタバレあり】です! 『アベンジャーズ/インフィニティー・ウォー』ラストのあの惨劇から1年。今年5月に公開されるその続編『アベンジャーズ…

つれづれゲーム日記:『デビルメイクライ5』の巻

■デビルメイクライ5 (PS4/XboxOne/PC) スタイリッシュだ!スタイリッシュなんだ!『デビルメイクライ5』はスタイリッシュがウリのゲームなんだ!スタイリッシュにアクションをキめ、スタイリッシュに敵を倒す!フィニッシュ後はスタイリッシュな戦い方を評価…

ケン・リュウ最新SF短編集『生まれ変わり』を読んだ

■生まれ変わり/ケン・リュウ わたしは過去の自分を捨て、生まれ変わった…。地球に到来した異星の訪問者トウニン人と共生することになった人類は、大いなる代償と引きかえに、悪しき記憶を切除して新しい自分に「生まれ変わる」道を選ぶことが可能になった。…

えッ!?私の彼氏は大富豪!?/映画『クレイジー・リッチ!』

■クレイジー・リッチ! (監督:ジョン・M・チュウ 2018年アメリカ映画) ごく普通の生活を送る彼女が交際していた彼氏は実は大富豪の御曹司だった!?ヤダウソホント!?というラブコメディ『クレイジー・リッチ!』です。 ん?こんな玉の輿ストーリーなん…

第1次世界大戦の惨禍により醜く歪んでしまった友情/映画『天国でまた会おう』

■天国でまた会おう (監督:アルベール・デュポンテル 2017年フランス映画) 2017年にフランスで公開された映画『天国でまた会おう』は第1次世界大戦の惨禍により醜く歪んでしまった友情と、昏い狂気に冒された復讐を描く作品である。それはこんな物語だ。 …

ポーランド製作による狂気の未完SF映画『シルバー・グローブ』

■シルバー・グローブ (監督:アンジェイ・ズラウスキー 1987年ポーランド映画) 「1987年ポーランドで製作されたが政府による製作中止命令により未完のままお蔵入りになっていたSF映画作品が遂に劇場公開/Blu-ray化」 といういわくに満ちた映画『シルバー・…

ステファン・グラビンスキ『不気味な物語』を読んだ

■不気味な物語/ステファン・グラビンスキ 死と官能が纏繞するポーランドの奇譚12篇―― 生誕130年を迎え、中欧幻想文学を代表する作家として近年大きく評価が高まっているステファン・グラビンスキ。ポーランド随一の狂気的恐怖小説作家による単行本『不気味…

最近読んだコミック

■オリオンラジオの夜 / 諸星大二郎 諸星大二郎劇場 第2集 オリオンラジオの夜 (ビッグコミックススペシャル) 作者: 諸星大二郎 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2019/01/30 メディア: コミック この商品を含むブログを見る 諸星さんの新刊、オール新作。一…

映画『移動都市/モータル・エンジン』は宮崎駿でスチーム・パンクなSFファンタジーだった!

■移動都市/モータル・エンジン (監督:クリスチャン・リヴァーズ 2018年アメリカ映画) 映画『移動都市/モータル・エンジン』は邦題の通り「移動する都市」を巡って描かれるSFファンタジー作品である。脚本・製作にピ-ター・ジャクソン、監督にPJ映画の…

『グリーンブック』は【限界中年】の心の旅路を描く映画だった・・・・・・ッ!?

■グリーンブック (監督:ピーター・ファレリー 2018年アメリカ映画) 映画『グリーンブック』、黒人差別が今よりずっとあからさまだった60年代アメリカを舞台にして、イタリア系チンピラ白人が天才黒人ピアニストのツアードライバーをしちゃう、てなお話でア…

奥浩哉の『GIGANT』に日本SF大賞を!!

■GIGANT(3) / 奥浩哉 (注:今回の記事は果てしなく下品低劣俗悪下劣な文章だけで書かれておりますのでそういうの苦手な方はお読みにならないでください) 『GANTZ』『いぬやしき』の奥浩哉による新作コミック、『GIGANT』の単行本第3巻が発売されました。…